在ロンドン13年目の今年。。。私はやっぱりロンドンが好きなんだろうか?別にイギリス人と結婚したからここにいる訳でもなく、何だろう。。。早い話が自分の意思のみでここにいる。自分の意思と運とでも言うのだろうか。引っ越しが多く、同じ土地に一度として10年以上も住んだ事のない昔。ロンドンが唯一長期滞在地。その間日本に一時帰国したのはたったの2回。日本が恋しくないのか?という質問に答えるのも難しい。恋しくない訳じゃないけれど、多分離れすぎて恋しく思う要素が欠けているのだろうか。人生の半分は日本国外にいる。それに日本の社会は確かに窮屈だと思う。その辺も帰りたいと思っても躊躇する部分であるのは確か。数ヶ月前にロンドンに来たと言う若い女の子が、私に「私も移民したいです」とはっきり言って来た。日本は窮屈だと言っていた。自分の中で日本は消費者側としてはとても住みやすい良い国だと思う。サービスの質もよくスピードも速い、ものは壊れない、色んな物が便利でコンパクトで耐久性があって高くない。食事も申し分なく天気も良い。ロンドンにはない素晴らしい要素が沢山沢山ある。比較する事すら出来ない素晴らしさ。
でも雇用される側として生きるにはとてもきつい。肉体的にも精神的にも雁字搦めにされて息苦しい。その点イギリスは程よく、いや、とっても適当。ありえないぐらいに適当。
どっちもどっちで、住めば都であり地獄なのかも知れないけど。。。
私は果たして日本に帰りたいのだろうか?将来帰る気があるのだろうか?さっぱりです。
いつか自然に答えは出るのだろうか?アウターフォースが答えを出してくれるのだろうか?
不明。
でも、こうやって愚痴りながらも好きな時にバレエを踊れて、好きな時に馬に乗れる環境は嬉しい。素晴らしい劇場の数々、素晴らしい乗馬環境。
ところで。。。自分はかなり悲観的だしネガティブシンキングが得意。自分は何も出来ない、中途半端でおつむもよろしくない人間だと思っている。でも、それでもある意味人生を楽しむ術を多少なりとも持っているのだから幸運かも知れない。底の方に落ちていっても、バレエや馬と言う逃げ道、パラダイスを持っている。だから救われていると。。。
20代の頃、絶望の縁にいた私を助けてくれたのも馬達だった。今もまた馬が私を支えてくれている。ありがとう。ありがとう。馬が居るおかげでロンドンでも強く生きていけているよ。